ジョブコーチトピックス

福祉的就労  ( 西村 浩二 : 2004/10/28 )

【福祉的就労】non-competetive employment
 一般に各障害種別の授産施設等の法定施設や小規模作業所等の法外施設での生産活動に参加することを目的として行う就労のことです。施設と障害のある利用者の間での雇用関係はなく、ここで得た収益について、必要経費を控除したものを賃金としてではなく、工賃として支払を受けることになっています。現在、全国的な平均月額工賃は、2万円弱という実態であり、自立生活をしていくには非常に難しいと思われます。また授産施設等で就労している利用者は法的には労働者として認められていないため、労働法規の適用がないのが現状です。しかし、ここ最近では福祉的就労という枠の中でも、施設内の労働だけでなく、施設の外に出て働く(例:公園清掃等)ことや企業の中で生産(授産)活動もいろいろな地域で試みが始められ、“社会の中で働く“ことで福祉的就労と一般就労の中間的な位置づけによる就労も注目を集めています。
今後、障害者施設の事業体系が見直されることにより、自立訓練や就労移行支援機能ならびに要支援障害者雇用事業といった障害のある人の就労に向けた取り組みがなされようとしていることで、多様な就労体系が整備されることが望まれます。

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テレビ放映  ( 西村 浩二 : 2004/09/29 )

 本日午後6時10分からのNHK番組「お好みワイド」(広島地方のみ?)において、障害者の雇用支援者“ジョブコーチ”と題して、約10分の特集として放映されました。
 内容は障害者合同求人面接会の様子や職業センターのワークトレーニング社での状況を紹介したあと、実際の就労場面での様子ということで、私たちのところで関わっている2件の事例を紹介していただきました。
まずこれから本格的に就労を目指す人ということでプラスチック製品工場での企業内授産活動と近畿大学での清掃会社に就労をして、ある程度の期間が経過している人の様子を伺うということで、わが職場の2名のジョブコーチもちょっとだけ出てました。
なぜ今回の企画があったのか疑問に思ったのですが、どうやら記者の方は2年ぐらい前にも東京でジョブコーチの取材をされた経験があり、ずいぶん関心を持っておられる方でした。東京ではN野区のH氏やN馬区のK氏のことも取材されたようですし、仲町台のセミナーも取材されたとのこと。それもあって出てくるわ出てくるわ、ジョブ用語のオンパレード!そこら辺の福祉関係者より詳しいのではないかと思いました。以前の取材の感想を尋ねると「(H氏&K氏は)二人とも気が強い!」ということで二人のペースに乗せられて取材を行ったとのこと。納得!
今後この放送がどんな影響を与えてくれるか分かりませんが、営業ツールとしていい材料になるなあということで、色々な面で活用したいと感じました。
え?私ですか?私は話の成り行き上、現場に立会ましたが、テレビにはいっそ映りませんでしたぜ。

でましたよ!

でましたよ!テ・レ・ビ
「テレビ宣言」(広島のローカルテレビ)で馬で出演(西村さんと共演)、次にタコで出演して依頼3度目の出演。ちょっぴり緊張しました。
さすがNHKですね。伝えてなかったのですが、結構たくさんの人が見ていました。翌日事業所に訪問したら、他の部署の人もたくさん声をかけてくれました。ジョブコーチの存在を事業所内のおおくの人に知ってもらうことが出来たのはとてもよかったと思います。ちょっぴり残念なのは企業内授産のことには触れてもらえなかったことです。
テレビ放送の様子はこんな感じでした。

投稿者: 大森寛和 2004/10/05 10:09
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回想録〜普通の施設が始める就労支援(何から始める?)  ( 西村 浩二 : 2004/09/28 )

まずは就労支援を行うには、外に出て行かなければなりません。施設内の職員配置についてはもちろん、余分に配置できるわけではないので、体制を工夫して(例えば20人の利用者を4人で見ていたとすれば、それを3人で見るようにするなど)一人専属で配置できるように職場内のコンセンサスを得られるように提案しました。
次にまずは職場訪問。対外交渉になれるためにも、職場の状況を調べるためにも、職場訪問をしていくことから始めました。最初の電話は今でも覚えていますが、自動車の部品製造を行う工場に電話を入れましたが、ヒジョーに冷たくあしらわれました。今思えば、たどたどしい口調や何を言っているか分からなかったから怪しまれたのかもしれません。
その後もミニコミ紙、ハローワークなどの求人情報から引っ張り出してはとにかく電話攻勢。
でも企業の反応は「障害のある人は雇っていない」「できない」「こなくていいよ」と非常に冷たい言葉を浴びせられることが多かったのです。
「営業やってたときと勝手が違うぞ」最初のやり取りの失敗から軌道修正を余儀なくされ、次はあらかじめメモを用意、話す言葉は簡潔にしていこうと少し事前の準備もしていくようになりました。
そうこうしているうちに、ちょっと当たりのよさそうな事業所にヒットしたのですが、いざ職場訪問を、となったときに、引き気味になってしまったので、これはやばい!と思い、
とっさに出た返し言葉は「じぁあ、貴社の職場の様子を伺うことで、今後の参考にさせていただきたいのですが」「私自身職場の雰囲気を見させていただいて、勉強をしたいのです」と言葉を返すと、「そういうことならいいよ」と相手は安心したのか、職場訪問の約束に成功できました。
そのような経験を何度かするにつれて、最初の段階で断られることはなくなったのと、当たりの可能性の高いところを事前にチェックすることを覚えていったのを記憶しています。
そして最初に仕事として関わることになったのは、まずは施設外で作業をするチームの作業内容をどうするかということで目に付けたのは社員寮の清掃の仕事でした。そこでは時給750円、時間は5時間程度と初めに取り掛かるにしては手ごろな内容でした。これを2名一組から始めて計算上では一人当たり月30,000円程度の工賃支給ができると踏んで取り組みはじめたのが、私のジョブコーチ道の最初の一歩でした。


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