ジョブコーチトピックス

ファイナルのシンポジウム  ( 小川 浩 : 2018/02/18 )

2月の養成研修も終わり、JC-NET会議ファイナルも近づいてまいりました。最後のシンポジウムですが、日々現場で頑張っている現役のジョブコーチに「ジョブコーチ」についての考え、思いを話して頂き、秦政さんと私のコメントで締めくくりたいと思っています。

<シンポジウム> 
あらためてジョブコーチの専門性について考える

「ジョブコーチ」という言葉には、理念、方法と技術、制度、3つの側面があります。その中で、先ず重要であるのは「理念」及び「方法と技術」であり、制度はそれを具体化するための財源を供給する仕組みであります。しかし、就労支援の対象者が精神障害、発達障害のある人へと広がり、就労移行支援事業が多様化し、大企業が雇用率を牽引する社会状況の下、今、ジョブコーチとは何かを明確に語ることが、以前よりも難しくなっている気がします。制度に基づくジョブコーチがやや停滞した状況にあるのも、制度そのもの問題だけでなく、ジョブコーチ固有の方法と技術、その役割が分かり難くなっていることも影響しているように思われます。

我が国における「ジョブコーチ」は就労支援の在り方、方向性、戦略を示す象徴的キーワードの役割をもってきました。したがって、それが何を意味するかは、その時々の就労支援、障害者雇用、社会的背景、実践の動向などによって決まってきます。実際、ジョブコーチが日本に導入されて以来、ジョブコーチの実践は徐々にその姿を変えてきました。

そこで本シンポジウムでは、現在、様々な立場でジョブコーチの現場を担う皆さんに登壇頂き、「ジョブコーチの役割とは何か」「その方法や技術は何か」「専門性は何か」についてお話頂き、あらためてジョブコーチとは、その専門性とは、について考えてみたいと思います。就労支援が多様化する中、これから私たちは何を柱として「ジョブコーチ」を語るのか、どのような価値や要素をもってジョブコーチの必要性を唱えるのか、そのヒントを得られればと思います。

司会: 小川浩(NPO法人ジョブコーチ・ネットワーク理事長、大妻女子大学)
助言者:秦政(NPO障がい者就業・雇用支援センター理事長)
シンポジスト 
野村遥奈(福岡市障がい者就労支援センター)
稲葉健太郎(名古屋市総合リハビリテーションセンター)
伊集院貴子(第一生命チャレンジド)
根岸智之(東松山障害者就労支援センター)

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