ジョブコーチトピックス

今年も始まりました。発達障害支援スキルアップ研修  ( 西村 浩二 : 2012/07/18 )

広島県では発達障害支援について、一次支援を市町、二次支援を発達障害者支援センターが行えるよう重層的な支援体制を構築するための取組みの一つに市町職員、支援機関等を対象にした「発達障害支援スキルアップ研修」を実施しています。
昨日は基礎講座(共通講義)でした。今回は、相談支援、療育支援、就労支援の3分野を行うことになっており、各分野とも定員を大幅に上回る申し込みをいただき、泣く泣くお断りさせていただいたということで、反響が大きかったことに驚いています。
8月以降、順次各分野の研修(演習)を行う予定です。ちなみに写真は講義を行っているM氏の様子です。

就労支援に関して言えば、「地域の就労支援の在り方に関する研究会」においても、アセスメントについては、毎回意見が出されるなど、発達障害特有の問題の背景を探ることについて重要視されています。
地方でも相談の最前線にいる方たちが、就労支援のエッセンスを持ちながら、適切に就労支援機関につないでいく流れができるといいと思います。

広島、元気ですね

成人期の発達障害の問題は、全国どこでも裾野が広く、境界が曖昧で、様々な支援機関に跨る問題であり、且つ、的確にフィットする支援が少ないという、ご本人もご家族も、そして支援者も非常に苦しい状況があると思います。様々な地域で、発達障害に関する研修会が開催されていますが、どこも盛況ですね。成人期の発達障害に関わる相談支援研修に、どのような内容が必要なのか、とても興味があります。相談支援、就労支援の研修の構成や演習の組み方について、情報交換を進めていきたいものです。

投稿者: 小川 浩 2012/07/29
コメント投稿は会員のみが行えます。
ログインがまだの方はこちらからログインしてください。
http://www.jc-net.jp/newTrackback.tsv?no=7083


経歴
大学時代を障害児者へのボランティア活動と社会勉強に明け暮れ、なぜか広告業界へ進み、4年間悶々とした生活を送る。その後1年少々を自由な人として過ごし、1996年に社会福祉法人つつじコスモス(授産施設)へ就職する。翌年ウィングに異動となり、2002年より現在の職につく。
そして、2006年6月より広島県発達障害者支援センター専任として発達障害のある人の相談業務を行っております。
コメント
ジョブコーチの方法論や経済活動へかかわるということが前職の仕事に通じる部分もあり、自分を活かせる分野と信じて、広島でも地域就労支援の波を広げたいとあれやこれやと画策しています。この業界は「社会の中で当たり前に暮らす」って言葉がよく出てきますが、このことをあえて語らなければならないほど、福祉分野と社会との距離はまだまだ縁遠いと感じています。この状態に風穴を開ける可能性を秘めているのが「ジョブコーチ」ではないでしょうか。現在は現場での直接支援に携わることよりも、地域就労支援システムをつくることと人材養成のための仕掛けをすることが中心であり、現場スタッフの側面支援が主な役割です。また発達障害児へのかかわりも兼務している関係上、「幼児期からはじめる就労支援!?」を合言葉に一貫した支援体制を東広島地域でもつくっていくことが当面の課題でもあります。