ジョブコーチトピックス

大学での職場体験実習  ( 西村 浩二 : 2007/09/07 )

先日のジョブコーチ養成研修の「地域の社会資源の活用」のコマでもお話したのですが、現在広島大学の関係者と協働で、発達障害のある人たちの職場体験実習の機会を大学内で進めようとしております。

目的としては、
発達障害のある人:実習機会の確保、職業アセスメント、将来の就労先

大学生:実習のサポートに携わることによって発達障害の理解をする、支援スキルの学習等

大学:障害者雇用促進のきっかけ、学生育成の場の創出等

などを掲げて2週間の試験的取組を行いました。
今後、さらに検討を重ねて、本格的な取り組みを行っていきたいと考えています。

中国新聞

ご質問

金沢大学でジョブコーチとして働いているものです。
障害のある方に仕事を教えるには、それなりのノウハウが必要である、という考えから大学に雇ってもらっている身なのですが・・・

学生の皆さんには、どのように(誰が)JCのノウハウを教えているのでしょうか?
実際、学生や障害のある方それぞれの反応はいかがですか?

私も、ぜひ学生を巻き込んで大学内の障害者雇用を拡大していきたい、と思っているところなので、また色々情報お願いします。


投稿者: 橋元 朋代 2007/09/10
学生の研修

コメントありがとうございます。
この取り組みに関しては、関わって頂く学生には事前研修として2日間受講していただきました。講師は法人のスタッフで割り振りをしました。
まだ試行段階なので内容・時間等の修正が必要なのですが、今後の展開として、教育学部の学生が関わる上で、介護等体験実習のポイントにスライドできないかということで、検討を進めていく予定です。
どちらにしても関わって頂く以上、モチベーションが大事なので、教員を目指す学生であれば早い段階から発達障害のある方に関わる機会を持って頂こうというのが目的のひとつでもあるので、これから半年かけて試行した後に、本格的な取り組みにしていきたいと思っています。

投稿者: 西村 浩二 2007/09/10
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経歴
大学時代を障害児者へのボランティア活動と社会勉強に明け暮れ、なぜか広告業界へ進み、4年間悶々とした生活を送る。その後1年少々を自由な人として過ごし、1996年に社会福祉法人つつじコスモス(授産施設)へ就職する。翌年ウィングに異動となり、2002年より現在の職につく。
そして、2006年6月より広島県発達障害者支援センター専任として発達障害のある人の相談業務を行っております。
コメント
ジョブコーチの方法論や経済活動へかかわるということが前職の仕事に通じる部分もあり、自分を活かせる分野と信じて、広島でも地域就労支援の波を広げたいとあれやこれやと画策しています。この業界は「社会の中で当たり前に暮らす」って言葉がよく出てきますが、このことをあえて語らなければならないほど、福祉分野と社会との距離はまだまだ縁遠いと感じています。この状態に風穴を開ける可能性を秘めているのが「ジョブコーチ」ではないでしょうか。現在は現場での直接支援に携わることよりも、地域就労支援システムをつくることと人材養成のための仕掛けをすることが中心であり、現場スタッフの側面支援が主な役割です。また発達障害児へのかかわりも兼務している関係上、「幼児期からはじめる就労支援!?」を合言葉に一貫した支援体制を東広島地域でもつくっていくことが当面の課題でもあります。