ジョブコーチトピックス

親の会の取り組みから  ( 西村 浩二 : 2005/05/10 )

 先日、日本ダウン症協会広島県支部の「えんぜるふぃっしゅ」という親の会が主体となって、広島市の公共機関を使った職場体験実習が実施されました。
 広島市の文化科学館や図書館を始めとする数箇所の施設において14名の方たちが、学生ボランティアを中心とするジョブサポーターに付き添ってもらいながら、数日間の実習を行ないました。
 私は学生ボランティアを対象に、事前研修プログラムの一環として、職場での支援や仕事の教え方についての講義を受け持ったのですが、企画段階で少しかかわりもあったことから紹介させていただきます。
 この実習は広島市長とのタウンミーティングにおいて、親の方たちが公共施設での職場実習をお願いしたところから始まったもので、行政に協力をとりつけ、サポーターも自前で集めるなど、主体的かつ積極的な働きかけが、ある意味ジョブコーチ的な取り組みとダブって見え、私自身も刺激をもらいました。その上、企業関係者などにも協力要請をしてビジネスマナーなどの事前研修も行うなど、盛りだくさんの内容となりました。
このたびの企画については、マスコミの取材も多く、テレビ・新聞等にも取り上げられたことで注目を集めました。
早くもこの夏第二弾として同様の企画を計画中であり、定例化できるように行政側とも話をすすめているとのことです。パッケージとして成熟していくためには、他の地域ではすでに実施されているところもありますが、本庁舎での実習実施を含め、いろいろと改善する点もあります。
会としては、この取り組みが公的な位置づけとなるよう働きかけていくとともに、将来的に公共機関への就労という形にもっていきたいとのことでした。
親自らが提案して支援者をかき集め、これらの企画をつくるという展開はやや強引と言えるものの、こんなやり方もありだなと納得してしまいました。
 今後これらの企画の補佐的な役割を頼まれているのですが、本来なら同じ地域の支援機関がバックアップする方が望ましいと思うので、ちょっと微妙なスタンスにたっています。
 このような取り組みに対して就労支援機関のバックアップのもと、地域福祉計画の中にシステム化をすることができれば、他の地域においても、少なからず影響を与えるかもしれませんし、広島での就労支援の活性化につながるものと期待しています。
尚、夏の研修内容を添付ファイルに紹介しています。

スケジュール表.xls

すごい。参考にさせて頂きます

ジョブコーチの皆様はじめまして。
埼玉在住の知的障害児の次男(小学部)父で会社員です。

我が子の将来のための勉強と思いJC会議等にも参加させて頂いております。

私も次男の養護PTAで「就労についての勉強会」を提案中の身であります。

広島の保護者の皆さんはすばらしい。西村さん。是非今後も経過をお教え下さい。
是非、参考にさせて頂きます。

ジョブコーチの皆様。知的障害者の親は「障害者に理解のある民間企業社員」です。
是非、保護者(特に父)をご活用下さい。
 



投稿者: 大貫 和彦 2005/05/14
コメントありがとうございます

はじめまして大貫さん。
親の方からコメントをいただけてうれしく思います。
今後の予定としては8月までに体験実習を終えた後、サポーター・市関係者を対象としたフォローアップセミナーを9月に実施、また冬にも同様の体験実習を行うそうです。
また企業関係者にも声をかけているということなので、そのラインから実習を計画されるかもしれません。
おもしろい情報が入りましたら、またアップさせていただきます。


 

投稿者: 西村 浩二 2005/05/16
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