ジョブコーチトピックス

職務再設計  ( 川邊 循 : 2004/11/05 )

【職務再設計】

 ジョブコーチは障害のある人自身の作業能力が発揮でき、さらに、仕事の期限や精度といった事業所側のニーズに合うように、障害のある人の仕事を事業所側と調整していきます。これを「職務再設計」と言います。
 ジョブコーチは職場見学や実習で把握した職務分析を元にして、障害のある人が毎日安定して行う仕事を検討していきます。そのためには、障害のある人ができる仕事や一日の中で核となる仕事を見つけていきます。場合によっては、いくつかの小さな仕事を組み合わせたり、一連の工程の一部分だけを担うといった方法も検討します。こうして、一日の仕事のスケジュール、仕事の内容や手順、作業環境、従業員に必要な支援を依頼する、といった点について検討した内容を事業所側に提案し、調整と交渉を行っていきます。
 事業所には業務や人事異動といった変化がつきものですから、障害のある人の仕事にも変化があります。時には、障害のある人の作業性が上がることで作業にかかる所要時間が短くなり、一日のスケジュールを修正することもあります。ですから、ジョブコーチは常に事業所の様子や障害のある人の作業状況を把握しておくことが必要になります。また、事業所と「職務再設計」が円滑にできるよう、日頃からの事業所との関係作りが重要になります。

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